売れる名刺の作り方の教科書

本ブログではビジネスの必須アイテムとも言える「名刺」を「売れる名刺」に反映していく具体的な方法をご紹介しています。「自社の強みや売りをどのように掲載すればいいのか」「どんなレイアウトがよいのか」「肩書きやキプロフィール等どのように作ればいいのか」など、今後の売上拡大や新規顧客の開拓をお考えの方、今後名刺を作り変える予定のある方にお役に立てる情報を提供しています。




印象に残る名刺の作り方(2つ折りタイプの名刺)

印象に残る名刺のポイントを知りたい!しっかりと宣伝、お客様に伝わる名刺を作りたい!と思っていませんか?今回は印象に残るとはどういうことか?印象に残るためには何をどこに書けば良いのか?についてご紹介します。

 

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1.表面にはターゲット・メリット・肩書き・顔写真・趣味・連絡先情報を記載しましょう。

 

あなたの対象となるターゲット


あなたが「最も喜ばせられる人」を指名してください。

ビジネスの基本は相手のお役に立つことです。

まずはあなたの名前や会社名よりも「〇〇でお困りの方へ」など、

ターゲットを明確にしていきましょう。

 

あなたのサービスを受けると得られるメリットや効果


お客様にとってのメリットは何か?そこがはっきりわかるように記載してください。
例えば「経費節約につながる〇〇を試してみませんか?」といった、

到達点+商品名・サービス名というイメージで考えてみてください。

 

基本的に、BtoBであれば経営者は、売上アップ・経費節約・生産性向上・

人手不足・後継者育成(人材育成)のTOP5のキーワードを常に考えていますので、キーワードを意識して考えてみてください。

 

あなたの肩書き


ズバリ、あなたは何が得意なのか?何屋さんなのか?がわかるようにしてください。

できれば役職名ではなく、節税対策アドバイザーといった

「何をどうする人なのか」がイメージできるように考えてみてください。

 

あなたの顔写真


できれば顔写真を入れておきましょう。

人は「顔は覚えているけど、名前は忘れた」という事象がよくあるものです。

購入はお客さんのタイミングで決まります。
あなたの商品・サービスを今すぐ欲しいわけではない方がいらっしゃいますので、

なるべく写真は入れておきましょう。

 

あなたの趣味


あなたのパーソナルな情報を出すことで会話が弾むことがあります。

初対面ですと、お互い緊張しているのが普通ですから、

空気が和むようにあなたの趣味や特技などを記載するようにしましょう。

 

あなたの連絡先情報


あなたの住所・電話番号・メールアドレス・ホームページのURLなど

基本情報を記載しておきましょう。

また、ホームページのURLやメールアドレスもあなたのブランドになりますので、

なるべく会社名やビジネス関連に近いもの、

お客様から見て、違和感のないURLやメールアドレスに統一しましょう。

 


2.中面の左側には自己紹介型プロフィール・時系列型プロフィールを記載しましょう。

 

自己紹介型プロフィール


お客様との共通事項を拾っていただくために、

あなたの出身地・生年月日(月だけでもOK)・星座・血液型など、

記載しておきましょう。

やっていただければわかりますが、意外と会話が弾み、

親近感がグッと湧く場面が多々ありますので、

可能な範囲で自己開示しておきましょう。

 

時系列型プロフィール


今の仕事を始めたきっかけや流れ、現在の活動・実績、今後の意気込みなど、

過去・現在・未来の時系列を意識してプロフィールを記載してください。

特に、お客様はあなたの今後の意気込みを買いに来ることになりますので、

あなたのコア(核)をしっかり記載しておきましょう。

 

あなたの仕事の様子がわかる写真


スペースがあれば、あなたが何屋かわかる仕事中の様子の写真を

記載しておきましょう。現場の写真が何よりの証拠になりますので、

ぜひあなたの仕事がわかる象徴的な写真を入れておきましょう。

 

3.中面の右側にはあなたの商品・サービスをおすすめする理由や特長を記載しましょう。

 

あなたの商品・サービスをおすすめする理由や特長


あなたの商品やサービスを受けるとどんなメリットやベネフィットが得られるのか?

ここがわかるように3~5つ程度の側面・切り口からアピールするようにしましょう。

よくわからない方は、あなたのこだわりや他社さんと違いでも構いませんが、

書き出した後に、お客様から見てメリットがありそうか?

お金を払うだけの価値を感じるか?そこを一度確認するようにしてください。

 


4.裏目には、フロントエンドオファー・Q&A・連絡手段・関連情報を記載しましょう。

 

フロントエンドオファー


あなたの商品やサービス記載しておきましょう。

スペースの関係もありますので、フロントエンド商品やお試し商品など、

敷居が低いオファーに絞って記載するようにしましょう。

また飲食店などは、名物料理や人気No.1メニューでも結構ですので、

お客さんにおすすめしやすい商品やサービスを記載するようにしましょう。

 

Q&A


実際にお客様から聞かれる代表的なものを1~2つ程度記載しておいてください。

事前に不安を解消しておくことで成約率も高くなります。

また1人の意見はその背後にサイレントユーザー(わざわざ聞かないけど同じように思っている方)が100人以上いるとも言われていますので、

再度、現場でよく聞かれることなど、思い出してみてください。

 

連絡手段


あなたの商品・サービスを受けるには、どうしたらいいのか?

例えば、「お電話でお問い合わせください」など、

具体的な連絡手段を記載するようにしてください。

詳しくはホームページにつなげたい方は「〇〇で検索」や、

該当のページへ直接飛ぶQRコードを設置するようにしてください。

 

関連情報


他にもブログやフェイスブックなどSNS情報やメッセージがあるようでしたら、

URL等記載するようにしてください。

その他、必要に応じて地図や外観写真なども入れておくと良いでしょう。


以上、印象に残る名刺の作り方(2つ折りタイプの名刺)について解説いたしました。

印象に残るとは、あなたの名前や会社名を覚えてもらうことではなく、まずはあなたの提供できる価値をしっかり伝えることです。繰り返しになりますが、ビジネスの基本は相手の悩みを解決するなどお役に立つことです。ビジネスは価値と価値、価値と対価の交換です。ぜひあなただけのオリジナル名刺を完成させてくださいね。