売れる名刺の作り方の教科書

本ブログではビジネスの必須アイテムとも言える「名刺」を「売れる名刺」に反映していく具体的な方法をご紹介しています。「自社の強みや売りをどのように掲載すればいいのか」「どんなレイアウトがよいのか」「肩書きやキプロフィール等どのように作ればいいのか」など、今後の売上拡大や新規顧客の開拓をお考えの方、今後名刺を作り変える予定のある方にお役に立てる情報を提供しています。




ヨガインストラクター名刺の作り方

名刺はチラシ。チラシは名刺。

名刺交換は実質、最初で最後の行為です。

名刺にチラシの要素を入れた「名刺はチラシ」という考え方のもと、

ビジネスに繋げるためのヨガインストラクター名刺の作り方について、

ご紹介いたします。

 

 

f:id:meishiconsaru:20180908095555j:plain

1.表面の一番上にターゲットを記載しましょう。


あなたが一番喜ばせることのできる人は誰か?
30代女性といったことではなく、

「肩こりでお悩みの方へ」「最近偏頭痛でお困りの方へ」など

「悩みのカテゴリー」で記載しましょう。

名刺は複数枚持っていて問題ありません。なるべく1人に絞って考えてみましょう。

 

2.2行目にはレッスンに参加すると、どうなれるのかを記載しましょう。


1行名に「〇〇でお困りの方へ」と呼び掛けていますので、

その方があなたのレッスンに参加するとどうなれるのかを記載しましょう。

例えば、身体が軽くなってスッキリする〇〇ヨガに参加してみませんか?など、

「到達点+商品・サービス名」といったイメージで考えてみてください。

 

3.表面に右にあなたの肩書きを記載しましょう。


あなたの肩書き(得意分野がわかるもの)を記載してください。

お客様は「ヨガのインストラクター」はたくさんいると思っています。

ですので、肩こり解消専門のヨガインストラクター・産後ヨガのスペシャリストなど、あなたの得意分野を見えるように差別化しておきましょう。

 

4.表面の左側に写真を入れておきましょう。


なるべく笑顔のなじみやすい写真を入れましょう。

よくヨガの難しいポーズ(象徴的なポーズ)を記載する方がいますが、

これは初心者から見た場合、敷居を高くする要因になりますので、

なるべく控えてください。

誤解を恐れず言うと、ヨガの主役はあなたではなく、

レッスンに参加するお客様になります。

当たり前ですが、お客様がレッスンに参加してくださって、

初めてレッスンが成り立ち(ビジネスが成立する)ますので、

お客様目線に立って写真を選ぶようにしてください。

別の言い方をすると、相手(お客様)に生かされているとお考えください。

 

5.写真の下に趣味等を記載しておきましょう。


ここは特に難しく考える必要はありませんが、

あなたとのギャップがあればあるほど、

会話のネタになったり、盛り上がったりします。

また、基本的に名刺は仲良くなるための「関係性構築ツール」の第一歩ですので、

あえて、嘘はいけませんが。料理やカフェ巡りなど、

共通事項を拾いやすい項目でも良いでしょう。

 

6.表面の右下には基本情報を記載しましょう。


ここには、連絡先や営業時間等、あなたの会社の基本情報を入れるようにしましょう。

 

ここまでが表面になりますが、大丈夫ですか?
それでは、続けて裏面にいきましょう。

 

7.裏面の上にはプロフィールを記載しましょう。


プロフィールには、あなたの出身地や生まれた月・星座など、

先述した共通項目を拾っていただくきっかけになりますので、

差し支えない範囲でパーソナルな情報を記載しましょう。

その他、専門資格や、この世界・業界・仕事に入ったきっかけや、

今後の意気込み(想い)を記載するようにしましょう。

 

8.裏面の左側には、あなたのレッスンの特長や記載しましょう。


あなたのレッスンは他の方と何が違うのか?またはどんなこだわりがあるのか?

あなたがお客様を喜ばせるために工夫しているポイントや方針などを

記載するようにしてください。

別の言い方をすると、あなたの価値を見える化すると思ってください。
基本的に名刺のスペースも限られておりますので、

箇条書き風に3つの視点からアピールするようにしてください。

 

9.裏面の右側にはオファーを記載しましょう。


ここには、あなたのレッスンの時間や参加費など、記載するようにしてください。

レッスンを多数実施している方は、レッスンの詳細が掲載されているブログや

ホームページなどに誘導するようにしてください。(QRコードでも結構です)

 

10.申し込み方法を記載しておきましょう。


ここには、「お電話にて」や「お問い合わせフォームから」など、

レッスンへの申し込み方法の手段を記載するようにしましょう。

または〇〇で検索やQRコードを貼り付けておくのも良いでしょう。

 

以上、2面型(表裏)のヨガインストラクター名刺について解説いたしました。
ぜひあなただけの「オリジナル名刺」を完成させてくださいね。

 

目立つブランド名刺の作り方

「ブランド」や「ブランディング」と聞くと多くの方が、

「自分が勝つこと」 「自分が目立つこと」をイメージしてしまいがちですが、
 ビジネスの基本は、相手のお役に立つこと、相手にメリットや効果を提供し

 喜ばせることです。高い解決力(専門性)を持つことにより、
 結果としてあなたが必要とされ「輝くこと」=「目立つ」ことができます。

 

f:id:meishiconsaru:20180907233053j:plain

 
では、ビジネスにおいて「目立つ」「必要とされる」「頼まれる」とは、どういうことでしょうか?

 

30秒だけ考えてみてください。

 

それは、

 

・あなたしかいない

・あなたに頼みたい

 

と思われることです。

 

ですから、見た目のデザインにこだわるのではなく、

 

・相手から見てお役に立てることを記載する

・相手にとってのメリットを記載する

 

ことを「アピールポイント」として記載するようにしてください。

結果として目立つのは、あなたが提供する、あなたが提供できる

「価値提供力」のことです。

名刺を作る前に、再度「お客様目線」に立って考えてみてくださいね。

 

印象に残る名刺の作り方(これだけは外せない3つの要素)

 

 

「印象に残る名刺」と聞くとデザインや見た目のインパクトを求めがちですが、
ビジネスにとっての「印象」とは、相手にとって、「メリットがある人」「あなたのお役に立てる人」ということが、しっかり伝わることが結果として印象になります。

f:id:meishiconsaru:20180906225649j:plain

あなたの名刺は「誰の・何の・お役に立てるか」記載されていますか?


まず表面の上(1行目)に、

「〇〇でお困りの方へ」や「〇〇をお考えの方へ」など、

あなたが喜ばすことができる、お役に立てる対象者やニーズを

記載するようにしましょう。

 

その他、あなたの強み、

例えば、あなたが整体院を経営されていて、もみかえしがない施術が好評であれば、「もみかえしがない整体院をお探しの方へ」と「売り」を記載するようにしましょう。

 

次にその下に(2行目に)どうなれるのか?

 

がわかる内容を記載してください。

例えば、「身体が軽くなる〇〇コースを試してみませんか?」など、

その悩み(対象者)に対して、

「解決できる商品やサービスがありますけど、いかがですか?」

といったニュアンスで記載してみましょう。

 

1行目はbeforeの状態、2行目はafterの状態という形でイメージしてみてください。

 

最後に、名前の上に「あなたの肩書き」を記載するようにしましょう。

 

ここでの肩書きは代表取締役といった役職名ではなく、

あなたの得意分野がわかるもの、

例えば、「肩こり腰痛改善アドバイザー」など、

何屋か?がわかるように記載しましょう。

仮に税理士の方であれば、「IT企業に強い税理士」「飲食店専門の税理士」など、

特化した分野を記載しておくのもよいでしょう。

 

以上、まとめると、

 

・ビフォーの状態
・アフターの状態
・あなたの得意分野

 

の3つがじっかりわかるように記載してみてくださいね。

 

繰り返しになりますが、

 

・相手にとってのメリット

 

これが相手(名刺を受け取る側)にとっての印象になります。